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サンピエトロ大聖堂

  1984年登録 / 文化遺産

サンピエトロ大聖堂は、ローマ・カトリック教会の総本山にして首席大聖堂。
イエス・キリストの弟子、聖ペトロの殉教の地であり、墓所のあったネロンの戦車競走場跡地に建設された。

最初の教会堂は320年代にキリスト教をはじめて公認したコンスタンティヌス1世によって創建され、ラテン十字形、5廊プラン(平面)の初期キリスト教バシリカ式教会堂だった。これをサン・ピエトロ旧聖堂と呼ぶ。
旧聖堂は当時としては最大規模の教会堂だったが、小屋組が木造であったため、幾度となく繰り返される火災と老朽化でとり壊され、15世紀に教皇ニコラウス5世が再建を開始。教皇ユリウス2世の時代に実施された競技設計でブラマンテの案が選ばれた。

四隅の塔に囲まれ、中央に半球形の大ドーム、ギリシャ十字形プランを提案したブラマンテの設計案は、構造上の問題や不安定な政治情勢のために工事が中断。
1546年にミケランジェロが主任建築家に任命されるまで停滞した。

サンピエトロ大聖堂の面積は約1万6600u、正面の間口71m、オーダーの高さ34m、入り口よりアプスまで183m、大ドームの内径42m、床面からドーム内殻頂部まで104m、地盤面よりドーム頂点の十字架まで138mあり、世界最大かつイタリア・バロック建築の頂点となる記念碑である。

聖堂内にはブロンズ製の聖ペトロ座像(12世紀)、ミケランジェロのピエタ像(1498〜1500)などゴシック期、ルネサンス期の作品から、バロック建築の巨匠ベルニーニの代表作であるブロンズ製の大天蓋(1624〜33)とペトロの司教座(1656〜65)もあり、ローマ・カトリックの歴史の深さを感じさせる。

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