アンティグア・グアテマラ

  1979年登録 / 文化遺産

アンティグア・グアテマラは、1543年にスペイン人によって建設され、200年以上の間、スペイン植民地グアテマラ総督府が置かれた古都である。
首都がグアテマラ・シティに移されるまで、中米で最も華やかな都市として栄え、スペイン統治時代の名残を留める街並みが魅力的だ。

グアテマラ南部サカテペケス県の県都で、首都グアテマラシティ近郊、休火山アグア(標高約3750m)山麓の標高1530mに位置し、良質のコーヒー豆を産出する高原地帯の取引の中心地として役割をはたす。

1773年の大地震によって町は壊滅的な打撃を受け、首都はグアテマラシティに移転。1799年の改修工事により修復や再建され、アンティグア・グアテマラ(古き良きグアテマラ)と改名された。

見どころはアンティグアのシンボルである時計台 エル・アルコ、カテドラルを中心に中米一華麗な教会と言われるラ・メルセー教会、廃墟が美しいサンタ・クララ修道院やサンフランシスコ教会など、見どころは大変多い。

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