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ロンドン塔

  1988年登録 / 文化遺産

ロンドン塔は、ロンドン東部、テムズ川北岸にある城塞。タワー・ヒルと呼ばれる低地の一角にあり、中心にそびえ立つホワイト・タワーは、1078年ごろウィリアム1世の命をうけたロチェスター司教グンドルフによって建造された。
正式名称は「Her Majesty's Royal Palace and Fortress」と呼ばれ、現在も儀礼的な武器などの保管庫、礼拝所として使用されている。

外壁は18世紀に修復されたが、内部にはまだ当時のノルマン様式の特徴が残っている。その後、ホワイト・タワー周囲に二重の城壁が築かれ、城壁内には兵舎や礼拝堂なども追加された。なかでも1483年に幼いエドワード5世とその弟が叔父リチャード3世に殺害されたとされるブラッディ・タワーは名高い。また、昔は公文書の保管所として使われ、現在は王家の宝器が収蔵されているウェークフィールド・タワーやエセックス伯が1601年の処刑前に収監されていたデベルー・タワーがよく知られている。

ロンドン塔はエリザベス1世の時代まで王宮として使われることもあったが、もっぱら政敵や国事犯の牢獄として有名である。上記のエセックス伯のほか、トマス・モア(1535年処刑)、ヘンリー8世の妃アン・ブーリン(1536)、ウォルター・ローリー(1618)などがここで監禁、処刑された。若き日のエリザベス1世も、姉メアリー1世によって一時期ここに投獄されていた。

牢獄としての使用は19世紀に停止され、現在のロンドン塔は王室の宝物の保管所や武器や武具の博物館として、イギリス最大の観光名所のひとつとなっている。
チューダー朝時代のカラフルな制服を身につけたビーフイーターとよばれる護衛兵が名物だ。

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