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ヴェローナ市

  2000年登録 / 文化遺産

イタリア北部、ヴェネト州ヴェローナ県の県都で、シェークスピア原作のロミオとジュリエットの舞台で知られる芸術都市。 かつてエトルリア人の街だったが、主要な3つの街道が交差する交通の要衝として紀元前89年にローマの植民市になる。そのため、ローマの公共市場や劇場、円形闘技場などが築かれ、他の都市にはないほどの活気に溢れていたと言われる。

5世紀に入るとゲルマン人の支配者オドアケルが軍事要塞を築き、12世紀に自治都市となり、14世紀にはギベリン派(皇帝派)の支配のもとで政治的・文化的に繁栄の頂点を迎えた。

1405年、ヴェネツィア共和国に征服され、1797年にはナポレオン1世指揮下のフランス軍が占領。その後、オーストリアの統治、最終的にはイタリア王国に統合されるなど、時代によって支配者が変わり、第二次大戦では戦火にさらされるといった激動の時代を経験してきた。

ヴェローナ市街には12〜13世紀のサン・ゼノ・マッジョーレ教会、14世紀のデラ・スカラ家廟、15世紀に完成したゴシック様式のサン・タナスタシア教会、現在は美術館のヴェッキオ城(1354年建設)を見学できる。

その他、ヴェローナ中心部のエルベ広場は16世紀のフレスコ画が描かれている中世の建物に囲まれ、すぐ近くにあるジュリエットの家(13世紀建設)では、かの有名なバルコニーに立つことが出来る。

ちなみにこのバルコニーは、ロミオとジュリエットが書かれた後に増築したものである。
ブラ広場では、1世紀末にたてられた円形闘技場”アレーナ”を見ることが出来る。これはヨーロッパに残る古代ローマの円形劇場の中でも最大級のもで保存状態も良く、現在では毎年夏に野外オペラが催され、大変な賑わいを見せている。