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アントニ・ガウディの作品群

  1984年登録 / 文化遺産

ユニークな造形で建築史上に名を広めたカタルニャの建築家 アントニ・ガウディ(1852〜1926)は、バルセロナで活動した。 ガウディは26歳の時、パリの博覧会に出品したのをきっかけに大富豪、エウゼビ・グエルと出会い、グエル公園やグエル邸の設計・建築を依頼されこれらを建設。
この後、ガウディはバルセロナ中の富豪から設計の依頼が来るようになった。

中でもサグラダ・ファミリア大聖堂、グエル邸、グエル公園、カサ・ミラはガウディの代表作。
ガウディは1926年、グエル公園の自宅からサグラダ・ファミリアの現場に向かう途中、路面電車にはねられて事故死したが、誰もが知る有名人であったにもかかわらず、あまりに質素な格好をしていたため、町の人々は事故にあったのがガウディであることにしばらく気付かれなかったという。

サグラダ・ファミリアは、バルセロナのシンボルともいえる建設中の教会。

初代建築家フランシスコ・ビリャールが設計を引き受け、1882年3月19日に着工したが意見の対立から翌年に辞任。その後を引き継いで2代目建築家に任命されたのが、当時は無名だったアントニ・ガウディである。以降、ガウディは設計を一から練り直し、1926年に亡くなるまでライフワークとしてサグラダ・ファミリアの設計・建築に取り組み生涯を捧げた。 完成目標はガウディ没後100周年目の2026年としているが、2256年前後の見込み。

グエル公園はガウディのパトロンである実業家エウセビオ・グエルの注文により、1900〜1914年に建築。丘状の地形をドラマティックに利用した公園で、おとぎ話を思わせる家、奇妙なベンチ、洞窟、ヤシの木を柱に見立てた傾斜するアーケード、カラフルなモザイクのトカゲ階段など、愉快な驚きにみちている。

カサ・ミラ(1906〜1910)は、昆虫の巣穴のような集合住宅で、外部も内部も、直角はほぼ完全に排除して曲線でデザインされている。波打つようなうねりが連続的に繋がっているところから、ラ・ペドレラ(石切り場)の異名をもつ。破砕タイルで覆われたモザイク屋根には、特徴的な煙突や出入口があちこちに建っている。

カサ・バトリョは、1870年に建設された建物であるが、ガウディは大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけてこの邸宅の大幅な改築を行なった。1階が店舗、2階がバトリョ家住居、3階以上が賃貸住宅として使われ、各部屋には曲線的なデザインを多用し、タイルやステンドグラスの装飾を施している。

1984年に行われた世界遺産会議において「バルセロナのグエイ公園、グエイ邸とカサ・ミラ」の名称で登録を受けたが、2005年にサグラダ・ファミリアなどの追加登録をした際に現在の名前に改称。