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アマルフィ海岸

  1997年登録 / 文化遺産

アマルフィ海岸は、イタリア南部のカンパーニア州にある保養地で、ヴィエトリ・スル・マーレからアマルフィを抜け、ポジターノへ到るまでの全長は40kmのエリアで、通称 ”レモン街道”。
サレルノ湾を望む景勝地で、白壁の家が岩山の斜面に建てられている景観とレモン畑、エメラルドの海が作り出す見事な景観が非常に美しい。

アマルフィは、イスラム勢力との戦いで徐々に勢力を伸ばし、造船や航海技術が発達。ビザンチン帝国とも同盟関係を持つようになる。同時にイスラム諸国との貿易関係を築くなど、優れた商才も発揮。こうした東方貿易を通じてアラブ諸国から文化的にも多大な影響を受けながら財力を蓄えていく。こうして9世紀のアマルフィ共和国は強力な海軍を持ち、地中海を最初に支配。ピサやヴェネツィアやジェノヴァと並ぶ強大な海洋国家として地中海の覇権を争った。

12世紀以降その経済力と海軍力は次第に衰え、都市国家としてのアマルフィは滅亡したが、地中海で初めて羅針盤を使ったアマルフィ航海法と呼ばれる海運法は、16世紀まで地中海全域で通用していた。

町は細い路地がや階段で迷路のよう。また、ここには大司教座がおかれ、アマルフィが最盛期を迎えた11世紀に建造されたアラブ=シチリア様式の大聖堂は、装飾の施された正面ファサードが見事。

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