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ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)

ポン・デュ・ガール(ローマの水道橋)

  1985年登録 / 文化遺産

ガリア総督アグリッパの命令で紀元前19年、南フランスのガール川に水道橋が建設された。

近くにあるユゼスの水源から植民都市ネマウスス(現在のニーム)まで50kmにおよぶ水路を通じ、毎日約2万キロリットルの水が運ばれたという。
長さ275m、高さ47m、ガリア地方でも最大級とされたこの水道橋ポン・デュ・ガールは500年にわたって水道橋としての機能をはたした。

ローマ水道橋の構造は、最下層6アーチ、中層11アーチ、最上層35アーチとなっており、最上層にモルタルを用いた導水管が設置されている。

最下層は1747年に道路として拡張された。

水路の全長は50km近くあるが、高低差は17メートルしかない。これは1kmあたり34cmの勾配で、ローマ帝国の土木技術が非常に高水準であったことが伺える。同様のローマ時代の水道橋はスペインのセゴビア、トルコのイスタンブルでも見られる。

年間数mmずつ傾いており、約2000年後には倒壊すると言われている。