ブールジュ大聖堂

  1992年登録 / 文化遺産

ブールジュ大聖堂は1195年に着工され、内部は5廊式の広大な空間で構成される。
ブールジュの建築家は、高窓を大きくする代わりに地上階のアーケードを高く大きくし、高窓の位置をさげてトリフォリウムの高さと同じにした。この方式はフランスで広まることはなかったが、スペインの文化に大きな影響を与えた。

ステンド・グラスに敷き詰められたゴシック教会の内部は、ロマネスク教会と同じくらいうす暗い。それは神秘的であり、主要な色は暗く濃い青、輝くルビーのような赤である。

礼拝堂や側廊の窓の小さなステンド・グラスの円形枠には、聖書や聖人伝からの物語が描かれた。見る者の間近にあるので、これらの絵は細部まで容易にみてとれる。

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