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エルサレムの旧市街とその城壁群

  1981年登録 / 文化遺産

エルサレムはイエス・キリストが受難し、復活したキリスト教徒の聖地であると同時に、イスラム教徒にとっても最初のキブラ(礼拝の際にむく方向)に定められた場所であり、預言者ムハンマドが昇天(夜の旅)した聖地として知られる。
さらに、ユダヤ教にとっては、その昔ユダ王国の首都であった場所であり、その信仰を集めていたエルサレム神殿が置かれていた場所であることから、ユダヤ教にとっても聖地となっている。

1948〜49年の第1次中東戦争により、西エルサレムをイスラエル、旧市街のある東エルサレムをヨルダンが分割支配していたが、1967年の第3次中東戦争以降はイスラエルの統治下になる。

旧市街はオスマン帝国時代の城壁と城門で囲まれ、内部はアルメニア人地区、キリスト教徒地区、ユダヤ教徒地区、イスラム教徒地区にわかれる。
城壁外側の東方にはオリーブ山やゲッセマネの園、旧市街の南東部ユダヤ教徒地区にはドゥング門があり、ダビデの町に続く。 アルメニア人地区の南にあるシオン門の先には、シオン山とダビデの墓がある。ダビデにより、イスラエル王国の首都とされた約束の地はユダヤ人の象徴となっている。

エルサレム旧市街で有名なのは、キリストが十字架にかけられたゴルゴタの丘、キリストの墓である聖墳墓教会。

4世紀にコンスタンティヌス1世とその母、ヘレナの発願で建築された聖堂を改修した教会である。

また、ユダヤ王のヘロデが創建した巨大な神殿の遺跡やユダヤ人の宗教的聖地の中でもっとも神聖な場所である「嘆きの壁」、ムハンマドが夜の旅に出発したとされる地に建築されたイスラム教の「岩のドーム」(7世紀)がある。