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フェズ旧市街

  1981年登録 / 文化遺産

フェズは大西洋とアルジェリア、サハラ砂漠の南の国々を結ぶ交易ルート上に位置し、かつてマリーン朝などイスラム王朝が首都とした古都。その歴史は古く、フェズは西暦808年、ベルベル人のムーレイ・イドリス2世によって建設され、初の王朝イドリース朝の首都が置かれたモロッコ最古の都である。

市内は旧市街とフランス植民地時代の新市街に分けられ、織物工場や製粉工場、製油工場、皮なめし工場、石鹸工場があり、手工芸が盛ん。メディナ(旧市街)の道は大変狭く、車が入れないため未だに輸送手段はロバや馬となる。そのため近代化せずに千年以上前の町並みを残すことになった。
メディナは世界一の迷宮都市と言われ、1000筋ともいわれる複雑に入り組む路地が特徴。道は狭いだけでなく入り組んだ路地は起伏に富み、方向感覚さえ無くなってしまう迷路であるが、これは敵の侵入を防ぐためのもの。

フェズ・エル・バリが生まれた13世紀のマリーン朝が最盛期となり、マリーン朝の首都となる。この時代特に学問・文化が栄えたため、イスラム教普及の拠点、芸術、商業の面でもモロッコの中心として栄華を極めた歴史の深い町である。

旧市街にはアフリカ最大の規模をもつカラウィイーン・モスクをはじめ、10世紀から続く世界最古の大学と言われるカラウィーン大学、フェズの創始者ムーレイ・イドリス2世をまつった修道院 ムーレイ・イドリス廟などの名所旧跡が多い。