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アッシジ、フランチェスコ聖堂と関連修道施設群

  2000年登録 / 文化遺産

アッシジはイタリア中部、ウンブリア州ペルージャ県に位置する人口24000人ほどの小都市。
フランシスコ会の創立者である聖フランチェスコが生まれた町で、カトリックの巡礼地として名高い。

アッシジの歴史は大変古く、古代エトルリア人が築いたと言われているが、その後はローマ帝国によって繁栄。紀元前89年にローマ帝国の自治都市として指定され、政治や経済的な重要地でもあった。
最も繁栄をしたのが11世紀から12世紀にかけて。当時は城壁で町が囲まれていたが、1260年と1316年に城壁は拡張され、ちょうどこの時代にアッシジを象徴する重要な建造物、サン・フランチェスコ聖堂やサンタ・キァーラ修道院が建てられている。

アッシジを語る上で最も重要となるのが、聖フランチェスコの存在である。

聖フランチェスコは1182年、アッシジの裕福な商人の家に生まれ、ジョバンニという名が付けられたが、父親が仕事でフランスへ出かけることが多く、ちょっとしたフランスかぶれであったことから「フランス風の男の子」という意味のフランチェスコと呼ばれるようになった。

青年時代は随分といいかげんな生活を送っていたが、自身の病気を機に改心。恵まれない人達の救護にその生涯を捧げることを決意する。
そして1209年にローマ教皇 イノケンティウス3世はフランチェスコに会派の結成を許可。「小鳥に説教する聖フランチェスコ」に代表されるフランチェスコの慈愛に満ちた人間性は民衆の絶大な支持を得ることになる。
1226年、フランチェスコは44歳でこの世を去り、その2年後に聖人に列する。

サン・フランチェスコ大聖堂は聖フランチェスコの功績をたたえるため、1228年に教皇グレゴリウス9世によって建築が始まり、1253年に完成した。