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ラサのポタラ宮歴史地区群

  1994年登録 / 文化遺産

チベットは中国に5つある自治区の一つで、チベット族を主とする民族自治区域である。
1950年に中国人民解放軍による侵略を受け、チベットは軍事制圧。これによって約120万人のチベット人が命を落とし、約6000ヶ所の寺院が破壊。そして1959年、流血の事態の拡大を防ぐため、法王 ダライ・ラマ14世は国外亡命を余儀なくされ、ヒマラヤを越えてインドへ向かい現在に至っている。

チベットは中国南西部の国境地帯、青蔵(青海・チベット)高原の南西部に位置する。平均標高は4000メートル以上で青蔵高原の主体をなし、「世界の屋根」と呼ばれ、土地面積は122万平方キロ以上で、全国総面積の約12.8%を占めている。

ラサ市はチベット自治区の政治、経済、文化、交通の中心であり、チベット仏教の中心でもある。ラサ市にはジョカン寺、ラモチェ寺、ポタラ宮、八廓街、ロブリンカとチベット仏教ゲルク派の三大寺(ガンデン寺、レプン寺、セラ寺)がある。ロカ地区はチベット族文化の発祥地であり、チベット最初の宮殿――ユポラカン、チベット王墓、サンイェ寺などがある。

チベット仏教の寺院の建築様式は非常に特色があり、本殿と塔と寺は一つにし、政教一致の性格を表わしている。

いくつかの著名な大きな寺は、チベット族、漢族およびインド仏教の建築の風格が融合し、高くそびえて荘厳で、殿宇が重なり合い、装飾の美を尽くし、非常に輝かしく、きわめて高い技術水準を表わすものである。
チベット仏教は、インド仏教の流れを直接受け継いでおり、サンスクリットの原典を正確に翻訳し、思想哲学や実践修行の面でも、インド仏教の伝統を忠実に踏襲している。
チベット仏教には、中国や日本へ伝わっていない教えが数多く存在する。

ポタラ宮は7世紀に吐蕃王ソンツェン・ガンボの下で建設が開始され、1300年の歴史を持つ。外観は13階建てで、高さは100メートルを優に超え、壁は赤と白に塗り分けられ、屋根は金色に輝き、チベット建築の精華である。