ジャワ島中南部にある古都ジョクジャカルタの東方約15kmに位置する遺跡。
8〜10世紀に中部ジャワで栄えたヒンドゥー教系、仏教系王国である古マタラム王国のバリトゥン王によって建設された。
プランバナン一帯には200以上ものヒンドゥー教や仏教の遺構があり、ヒンドゥー教の遺跡としてはインドネシア最大の規模をもつ。
仏教遺跡のボロブドゥールと並びジャワ建築の最高傑作だが、1549年の地震で大破した。
また、象の頭をもったガネーシャは障害をとりのぞく神として崇められ、何か仕事を始めるときに供物を捧げた。シヴァ神の妻、パールバティーの汗とほこりが混ざって生まれたとされる。
この遺跡は1937年から修復作業を行っており、現在も続いている。
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